【軽井沢絵本の森美術館】2019年度 秋冬展のご案内

2019年8月26日

軽井沢絵本の森美術館 2019年度 秋冬展の詳細をお知らせします。
皆様のご来館をお待ちしております。

【タイトル】
不朽の物語のひみつ~『グリム童話』を中心に~


バーナーデット・ワッツ画「白雪ひめ」©1982Nord-Süd VerlagAG/North-South Books,8625 Gossau,Zürich Switzerland

【会期】
2019年10月18日(金)~2020年1月13日(月)

【内容】
 人それぞれ、出会う本、出合う物語は違うものですが、「白雪ひめ」「赤ずきん」「3びきのこぶた」など、世界中に知られている昔話があります。こうしたお話は、なぜこれだけ多くの人に知られてきたのでしょうか。その理由のひとつに、時代が移り変わっても、独特の決まった語り口や様々な絵本で伝えられてきたことが挙げられます。

 昔話の代表に『グリム童話』があります。『グリム童話』は、ドイツやその周辺地域の家庭において口伝えで話されてきた物語を、グリム兄弟が集めて、さらに再話して出版したものです。彼らは人々の間に語り継がれてきたお話(メルヒェン)を「嵐や災害に耐え抜き、人知れずたっぷりと身を稔らせた麦」に例えました。同時に「未来への種子になり得る」と語っています。当時、ドイツはナポレオン軍による侵攻により、存続の危機に瀕していました。グリム兄弟は、そうした口伝えの物語を文化的遺産と捉え、次世代の人々に伝え遺していく必要があると考えたのです。単純明快で簡潔、大人も子どもも楽しめるストーリーの裏には、民族に対する兄弟の深い想いがありました。これこそが『グリム童話』が長く広く読み継がれた要因と言えます。

 これらの童話は、多くのが画家たちによって目に見える形にされました。絵になることで、ゼロから想像する楽しみが減ってしまうという見方もありますが、そのお陰で現代を生きる私たちも、当時の生活様式を知ることができき、過去の世界に想いを馳せることができます。様々な画家の表現が、時間を超えて感動を与えてくれるのです。

 本展では、『グリム童話』を中心とした昔話の絵本原画を展示します。200年以上もの時を超えて、子どもにも大人にも親しまれ続けた「不朽の物語」を、文章だけでなくイラストレーションでもお楽しみいただけたら幸いです。

【イベント】
開催中、以下の日程でギャラリートークを行います。
 10月19日、10月26日、11月2日、11月23日、12月7日、12月21日、1月4日 ※いずれも土曜日
・開始時間は14時からとなります(30分程度)
・ご予約不要
・ご参加希望の方は、5分ほど前に第2展示館前にお集まりください。
・途中参加/途中抜け可。トークは第2展示館内で行いますので、途中参加の方はそのままお入りください。

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【基本情報】
★開館時間★
 10月・11月 9:30~17:00、12月・1月 10:00~16:00(最終入館は閉館の30分前)

★休館日★
 10月・11月 毎週火曜日※ただし10月22日(火)開館、12月毎週火曜日~金曜日
 1月 1月1日(水)、1月7日(火)~1月10日(金) ※1月2日(木)~1月6日(月)、1月11日(土)~1月13日(月)は開館
 ※1月14日(火)~2月29日(土)は冬季休館

★入館料★
 軽井沢絵本の森美術館 単館
  大人900円、中・高生600円、小学生450円、小学生未満無料
 エルツおもちゃ博物館・軽井沢との2館共通セット券の場合
  大人1,300円、中・高生850円、小学生650円、小学生未満無料
 ※小学生の入館者の方には、「ワークシート」と「ムーゼの森オリジナル鉛筆」をプレゼントしています。

★お問い合わせ先★
 0267-48-3340(ムーゼの森) もしくは info@museen.org