2018年春夏展「現代絵本の父 ランドルフ・コールデコットの世界」 軽井沢絵本の森美術館

ランドルフ・コールデコット画「ジョン・ギルピンのゆかいなおはなし」(1885年頃)

ランドルフ・コールデコット画「ジョン・ギルピンのゆかいなおはなし」(1885年頃)

すべてのページに絵のある絵本を作った画家

ランドルフ・コールデコット(1846年~1886年)は19世紀末に活躍した絵本作家です。
1878年に、コールデコットは多色刷りの木口木版を彫る職人エドマンド・エヴァンスと組んで、すべてのページに絵が入った絵本を作りました。当時の絵本は印刷技術の都合上、何も印刷されていない白紙のページを挟んでいたため、すべてのページに絵があり、物語を途切れずに読むことが出来る彼の絵本は画期的でした。
コールデコットは、今にも動き出しそうな生き生きとしたイラストを得意としました。文章がなくとも、全ページに絵があり、イラストが文章に書かれていない部分も物語ると言う、現代の絵本につながる基礎を築いたため、「現代絵本の父」と呼ばれています。またアメリカでは優れた絵本に「コールデコット賞」を言う彼の名前を冠した賞が贈られています。コールデコットは生涯で16冊の絵本を発表しましたが、彼が絵本に込めた創意工夫は後世の絵本作家たちに大きな影響を与えているのです。
本展では、コールデコットのスケッチや絵本作品のほか、コールデコット賞受賞作品の原画を展示します。コールデコットの作品をじっくりとひも解きながら、現代の絵本につながる創意工夫をお楽しみいただけますと幸いです。 

協力:吉田新一氏(英米児童文学研究者、軽井沢絵本の森美術館名誉顧問)

  • 会期
    2018年10月12日(金)〜2019年1月14日(月)
  • 開催時間
    [10月・11月] 9:30〜17:00 (最終入館 16:30) 、
    [12月・1月] 10:00〜16:00 (最終入館 15:30)
  • 休館日
    [10月・11月] 火曜日
    [12月・1月] 火~金曜日
    ※12月29日~12月31日、1月2日~1月7日、1月12日~1月14日は開館
    ※1月15日~2月末まで冬季休館
  • 会場
    ムーゼの森「軽井沢絵本の森美術館」
    〒389-0111 長野県北佐久郡軽井沢町長倉182
  • 入館料
    大人900円、中高生600円、小学生450円

    ※小学生未満無料
    ※ピクチャレスク・ガーデン入園料含む
    ※エルツおもちゃ博物館・軽井沢との2館共通セット券あり

  • お問い合わせ
    ムーゼの森 0267-48-3340