2017.07.07
アリスの挿絵史のなかでも、とびぬけた存在として知られているのは、スペインの画家サルヴァドール・ダリ。
第2展示館のB展示室では、ダリが1969年に出版した『不思議の国のアリス』初版本を展示しています。
ダリといえば、『記憶の固執』など柔らかな時計の絵で有名ですが、アリスの挿絵の一場面にもダリは描いています。
エッチングによる口絵と12枚組のリトグラフの挿絵は、1枚1枚がファンタジックなタブローとなって見る者を圧倒します。
ぜひ、展示館で間近にご覧になってみてくださいね。