2019.07.03
6月26日より、軽井沢絵本の森美術館の春夏・後期展が始まりました!
後期展の案内チラシがこちら。羊さんがおやすみ中。
羊さんの姿を見つめるのは、以前のコラムにも登場しましたカラスのジョニーです。
ちなみにこちらの絵は共通セット券(大人用)に採用されており、当館のシンボリック的な挿絵でもあります。
後期展では、企画展「絵本に暮らす動物たち」と「木葉井悦子のアトリエ」をリニューアルいたしました。今回はその見どころについてご紹介します!
・第2展示館「絵本に暮らす動物たち」
本展につきまして、先述のリンク先でもご紹介しておりますが、後期から展示の原画が一部変わっています。また、動物探しクイズコーナーもバリエーションが変わりました!
今回から原画およびガラスケース内の絵本ともに、全作品にあらすじが加わりました。キャプションも見やすくなっております。
閲覧コーナーでお読みいただける本も増えたので、お気に入りの一冊が見つかれば幸いです。
・第1展示館「木葉井悦子のアトリエ」
木葉井悦子のアトリエについては以前もご紹介しましたが、今回は夏らしく「みずまき」の原画展を開催しております。独特のリズム感と、色鮮やかな原画が展示室内に溢れています。
主人公の女の子がみずまきを通して自然とふれあう様子に、夏の爽快さを感じていただけたら幸いです。また、この作品の工夫についても解説しておりますので、ぜひお手にとってご堪能ください。
ガラスケース内でご紹介している木葉井の絵本も合わせてお読みいただけます。
原画を見て、実際にその絵本を読んでみる。
展示をさらにお楽しみいただける回り方として、オススメです!
ムーゼの森 学芸員 中須賀