10月7日（金）より、エルツおもちゃ博物館2022年秋冬展「おもちゃたちのクリスマスマーケット」がスタートし、1か月ほど経ちました！
今回の企画展では、ドイツの冬の風物詩「クリスマスマーケット」にちなんだおもちゃを中心に、日本では珍しいドイツのクリスマスの文化もご紹介しています。今回のコラムでは、展示中のおもちゃの一部を、ちらりとお見せします！

まずは、「クリスマスマーケットの屋台」のおもちゃです！

▲展示中のクリスマスマーケットの屋台

ドイツでは、クリスマスの4週間前から始まる「アドヴェント」の時期に、各地でクリスマスマーケットが開催されます。寒くて暗いドイツの冬に、クリスマスマーケットの賑わいは、人々の心を温め、明るくしてくれます。
クリスマスマーケットでは、定番の飲み物・食べ物である「グリューワイン」や「ソーセージ」、ドイツのクリスマスケーキ「シュトレン」なども販売されています！本展では、こうした飲み物・食べ物がモチーフとなっているおもちゃも展示しています！

「グリューワイン」は、毎年デザインが変わる専用のマグカップに注いで渡されます。飲み終わったらマグカップを返すと、マグカップ分の代金が戻ってきます。もちろん、返さずに持ち帰っても構いません。

「シュトレン」は、ケーキというよりはパンのような見た目をしています。生地にはドライフルーツやナッツが練り込まれていて、表面には雪のような粉砂糖がまぶされています。少しずつスライスして食べます。

今紹介したおもちゃ以外にも、伝統的なおもちゃである「くるみ割り人形」やクリスマスツリーに飾る「オーナメント」をご紹介しています！

クリスマスマーケットを巡る気分に浸っていただけましたら幸いです。

さらに、12月は2つのイベントを開催します！

1.「オーナメントを作ろう！」

木のオーナメントに、マジックや色鉛筆で色を塗って、自分だけのオーナメントを作っていただくイベントです！

日時：12月5日（月）11時～
参加費：500円　※別途入館料が発生します。
定員：8名
お申し込みはこちら

2.「ナイトミュージアム　クリスマスに灯すおもちゃたち」

クリスマスに活躍する木のおもちゃに、実際に灯りを灯してみます！木のおもちゃの灯りの中で、学芸員によるドイツのクリスマスについての解説を聞くことが出来ます。

日時：12月24日（土）16時～
参加費：エルツおもちゃ博物館の入館料
定員：20名
お申込みはこちら

イベント詳細ページはこちらになります！予約制ですので、お申込みページまたは電話・メールでご予約のうえ、ご参加ください。

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学芸員　畑中