KaruizawaPicturebookMuseum

EXHIBITION

展示案内

2021 秋冬展

ヨーロッパ絵本の旅

カイ・ニールセン画「雪の女王」 『Fairy Tales by Hans Andersen(アメリカ版)』1924年/George H. Doran Company刊

デンマーク、スロヴァキアやポーランド、ドイツ…
ヨーロッパの絵本の作風と歴史をめぐる

 絵本の文化は、19世紀末よりイギリスやアメリカを中心に花開き始めました。20世紀になると、アーツアンドクラフツをはじめとする芸術運動がヨーロッパ全体に起こり、装飾性の高い美しい絵本(「ギフト・ブック」)が生まれ、同時に絵本のクオリティが向上します。そうした機運が高まった矢先、戦時下に入ったことで「ギフト・ブック」は衰退してしまいます。しかし戦後になると、多くの芸術家が抑圧から解放され、芸術性の高い絵本が生まれ始めました。また、ヨーロッパ各国が自国のアイデンティティを確立しようと教育に力を入れるようになり、子どもが読む本にその国の特性が見えてくるようになります。
 本展では当館の収蔵作品を北欧、中欧、西欧に分けて展示し、絵本原画とともに各地域の芸術の特徴や歴史をご紹介します。北欧からは、デンマークが誇る童話作家・アンデルセン童話のイラストを掲げます。カイ・ニールセンやスヴェン・オットーなどのデンマーク出身の画家をはじめ、幅広くヨーロッパ各国で描かれるアンデルセンの世界をお楽しみください。中欧からは、ポーランドを代表するヨゼフ・ヴィルコン、スタシス・エイドリゲヴィチウス、ブラティスラヴァ世界絵本原画展の舞台スロヴァキアよりドゥシャン・カーライらの原画を展示します。西欧からは、ドイツ出身のクラウス・エンジカート「ぼろきれ箱のサンタクロース」をはじめ、絵本に描かれるヨーロッパの冬の情景を堪能いただきます。

【イベント等】
「絵本の森のハロウィン」

会期: 10/15(金)~10/31(日)
場所:軽井沢絵本の森美術館 絵本図書館
軽井沢絵本の森美術館内の施設・絵本図書館がハロウィン仕様に!
ハロウィンに関する絵本の特集も。
※軽井沢絵本の森美術館 入館料が必要です

「ムーゼの森 ハロウィンキャンペーン」
会期: 10/30(土)~10/31(日)
場所: ムーゼの森 絵本のお店/木のおもちゃのお店
ショップ(絵本のお店/木のおもちゃのお店)で商品ご購入の方に、先着でお菓子をプレゼント!
※ショップは入館料不要でご利用いただけます

  • 会期

    20211015日(金)20220110日(月)

  • 開催期間
    【10月】9:30~17:00
    【11月~1月】10:00~16:00 ※最終入館は閉館の30分前
  • 休館日
    【10月・11月】火曜日
    【12月】火~金曜日
     ※11/23(火)は開館、11/24(水)は振替休館。12/29(水)~12/31(金)は開館
    【1月】1/1(土)、1/4(火)~1/7(金) ※1/11(火)~3/1(火)は冬季休館
  • 入場料金

    【軽井沢絵本の森美術館/ピクチャレスク・ガーデン単館の場合】

    大人 950円 中高生 600円 小学生 450円 

    【エルツおもちゃ博物館・軽井沢との2館共通セット券の場合】

    大人 1,400円 中高生 900円 小学生 650円 

※小学生未満無料

※小学生以下のご入館には保護者の同伴が必要です

※障がい者割引あり

2021 春夏展

鏡の国のアリス

ひらいたかこ『鏡の向こう側へ』 ©2014 Takako Hirai

『不思議の国のアリス』の続編『鏡の国のアリス』
どんなおはなし?マザーグースやノンセンス詩って?

1865年に出版されて以来、現代でも根強い人気を誇る『不思議の国のアリス』。本展では、その続編である『鏡の国のアリス』(1871年出版)を中心に取り上げます。

『鏡の国のアリス』は、鏡を通り抜けた先のチェスの世界が舞台となり、ゲームに沿ってアリスが進んでいきます。赤の王と女王に加え、白の女王や王が登場し、遂にはアリスも女王になりますが、夢から覚めたアリスは「これは誰の夢だったのか」と考えさせられるのです。
本作には、ハンプティ・ダンプティやトゥイードルダムとトゥイードルディーなど、マザーグースの登場人物が出てくるのが特徴です。また、物語の冒頭に出てくる「ジャバウォックの詩」をはじめ、こうしたノンセンスな唄が物語の鍵となります。
『鏡の国』と『不思議の国』がどのように違うのか、マザーグースやノンセンス詩とはどのようなものか。本展では、近現代の画家たちが描いた『鏡の国のアリス』のイラストと合わせ、イギリス絵本史における‟ノンセンス“の魅力をひもときます。

【展示作品リストにつきまして】(2021.9.6更新)
以下をクリックするとご覧いただけます
壁面画(イラスト)リストケース内(書籍・資料)リスト

  • 会期

    前期 2021031日(月)20210621日(月)

    後期 20210623日(水)20211011日(月)

    ※前期と後期で一部展示入替を行います

  • 開催期間
    【3~4月】10:00~16:00  【5月~10月】9:30~17:00
    ※最終入館は閉館の30分前
  • 休館日
    火曜日  ※5月4日(火)は開館、7月~9月は無休
  • 入場料金

    【軽井沢絵本の森美術館/ピクチャレスク・ガーデン単館の場合】

    大人 950円 中高生 600円 小学生 450円 

    【エルツおもちゃ博物館・軽井沢との2館共通セット券の場合】

    大人 1,400円 中高生 900円 小学生 650円 

※小学生未満無料

※小学生以下のご入館には保護者の同伴が必要です

※障がい者割引あり

常設展示のご案内

ピーターラビットのひみつをさぐろう!!

ピーターラビット™のひみつの部屋(第3展示館)

ビアトリクス・ポターの生誕150周年となる2016年に、ピーターラビットシリーズを紹介するコーナーを常設いたしました。本展では、日本におけるビアトリクス研究の第一人者である「吉田新一」氏(英米児童文学研究者、当館名誉顧問)監修の元、作品世界を深く読み解きながら、お話に込められた「ひみつ」に迫ります。

ピーターラビット™のひみつの部屋

吉田新一文庫(第1展示館)

第1展示室に隣接している「吉田新一文庫」は、当館の名誉顧問でもあり英米児童文学研究者の吉田新一氏の資料をご紹介しています。貴重な原書などの資料があり、学生や研究者の方にもご利用いただいています。

吉田新一文庫

欧米絵本のあゆみ(第1展示館)

欧米絵本の初期から現代まで続く魅力を様々な切り口で紹介しています。

欧米絵本のあゆみ